ノンアメリカニゼーション。

ごく普通の日本人がアメリカの田舎で生きていく記録。


ノンアメリカニゼーション。

ごく普通の日本人がアメリカで生きていく記録。


人生初めての北欧体験,フィンランドに行ってきた

先日学会のためフィンランドの首都ヘルシンキに2週間ほど滞在してきました.今日から少しずつフィンランド滞在記を書いていきたいと思います.フィンランドはあまり日本から旅行する人も多くはないのですが,治安も良く落ち着いて観光できる場所でした.写真を見て少しでも気分を味わってもらえると嬉しいです.







フィンランドは北欧に位置し,スウェーデン・ノルウェー・ロシアに接している国.ヘルシンキはフィンランド南部に位置する首都であり,フィンランド湾に面した港町でもある.ヘルシンキからは船でエストニアの首都タリンをはじめ,様々な国に行くことができる.冒頭の写真は,港にある市場の写真.ここは朝から昼過ぎまで開かれていて,果物・野菜・魚などの食材や伝統工芸品なんかも売ったりしている.カモメが食べ物につられて港に集まってきてるのもなんか良い感じ.北欧っぽい


ヘルシンキに来て最初に気づいたことは,なんだか道路標識に見覚えがあること.







コレ日本にもあるよね?よくよく調べてみると,国際連合が道路標識基準を定めているらしい.日本もフィンランドもそれを採用してる部分が多いため,共通の道路標識を使っているみたいだ.アメリカはオリジナル路線でガンガン行っちゃってるので日本と同じ道路標識を見つけることはまずない.


フィンランドは緯度が高いため,夏の間は日照時間がかなり長い.夜の12時近くまで日があり,3時頃になると明るくなり始める.夜12時近くまで飲んでても明るいため,「まだまだ夜はこれからだぜ!」みたいなテンションになっちゃう.でもそのテンションで飲んじゃうともう日が昇ってきちゃう







これは朝の4時前にヘルシンキ駅で撮った写真.もう完全に日が昇っちゃってる.よくよく駅の鉄道会社のマークを見てみると,微妙にJRっぽい.(パクリかな?)こんな感じで体力さえあれば一日中遊べちゃう.ただその代わり冬は日照時間がかなり短いので,観光するなら夏がオススメ.







ヨーロッパだとマクドナルドでさえなんとなくオシャレに見えてしまう.北欧は物価が高いため,マクドナルドでビッグマックセットを頼むだけで7ユーロ(=950円)もする.美味しいものを食べようとすれば,それ相応の値段になってくるので,学生には少し厳しい旅行先かもしれない.


しかしお金をかけなくても,綺麗な景色を楽しむことはできる.







これはヘルシンキ大聖堂.ヘルシンキで一番有名な観光名所だ.この日はものすごく天気がよく,絶好の観光日和だった.フィンランドには2つの国教があり,この大聖堂はそのうちの一つ,「フィンランド福音ルター派教会」に属している.夏はオンシーズンで観光客が多いのだが,それでも他のヨーロッパの観光地と比べると人が少なく,落ち着いて観光できるのが良かった.時間があればこの階段に座ってヘルシンキの街を眺めながらゆったり過ごすのも良いんだろうなぁ.






いかがでしたでしょうか?俺の中では,今まで訪れた国で唯一「ここに住んでみたい!」と思わせてくれる国でした(夏限定).百貨店やお店が立ち並ぶ通りもあれば,自然いっぱいで時間がゆっくり流れているような風景も味わえます.ぜひぜひ一度訪れてみてください.他の北欧の国にも行ってみたいなぁ.(まだまだ旅行記は続きます.)