ノンアメリカニゼーション。

ごく普通の日本人がアメリカの田舎で生きていく記録。


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ごく普通の日本人がアメリカで生きていく記録。


賞金1700億円!?アメリカの宝くじを買ってみた

もう一月も終わりですが,あけましておめでとうございます.年末年始は日本に一時帰国し,3キロほど太ってアメリカに戻ってきました.日本に美味しいものがありすぎるのが悪いんだ...


今回は,アメリカで買った宝くじの話です.日本でもネットニュース等で話題になっていたので,ご存知の方もいるのではないでしょうか?








今回購入したのは,テキサス発祥のPowerballと呼ばれる宝くじ.日本のロト6のように6つの数字を選び,抽選で選ばれた数字を一致した場合に賞金がもらえるというルールだ.1〜69の数字を5つ,1〜26までの数字を1つ選ぶルールで,一口は2ドル.毎週2回の抽選発表がある.


当選者がいなかった場合には,賞金は次回の抽選までキャリーオーバーとなり,俺が買った1月13日の回では,2015年11月4日から当選者が現れず,賞金がなんと日本円で1700億円まで膨れ上がっていたのだ.ちなみに数字が全て一致する確率は,2億9220万1388分の1.ちなみに日本の去年の年末ジャンボ(10億円)の当選確率が2000万分の1.


サラリーマンの平均生涯収入を2億円とすると,実に850人分になる.仮に全部の世代で2人ずつ子供がいたとしても,10世代目までは賞金のみで生活できる計算になる.これは買うしか無い...



少しでも当選確率を上げるために,研究室の友達と3人で協定を結ぶことにした.協定の内容は,当たった賞金の10%を他の2人に分けるというもの.要するに俺の友達が当選した場合でも,1700億円の10%の半分,つまり85億円をもらうことができるということ.正直なところ1700億円でも85億円でも,額が多すぎてどっちでも同じくらい嬉しい


早速宝くじを買いに行くことに.ガソリンスタンドとかコンビニとかで簡単に購入することができる.





こちらが実際の宝くじ(10口20ドル).買いに行く前に,自分の好きな数字をシード値に使って乱数を発生させる用意周到ぶり.もう当たる気しかしない



しかし夜になって抽選結果が出たのだが,現実は厳しかった.どの数字にもほとんどカスることなく,億万長者への夢ははかなくも散っていってしまったのだった...





しかしその直後,友達から連絡が...





「俺当たったよ!」





協定結んどいて良かったぁぁぁぁ!これでとりあえず友達の賞金の5%分はもらうことができる.1等だったら85億だ.85億だって一生遊んで暮らしたって使い切れない程の額だ.手堅く投資すれば利益だけで十分暮らしていくこともできるだろう.今すぐ日本に帰って田舎で隠居しようかなぁ...





次の日に学校へ行くと,友達からコインを2枚渡された.





「賞金が4ドル当たったから,1人20セントねー.」





...





再び俺の億万長者への夢は,アメリカの広大な大地の上に儚くも散っていったのだった...(完)






いかがだったでしょうか?やっぱりアメリカは賞金の額もフリーダムな感じで面白いですね.ちなみに俺が購入した回で,3人の当選者が出たそうです.1人600億弱で,仮に友達が当選してたら5%は30億円ですね.これでも全然嬉しいですよね.またキャリーオーバーが溜まった時にでも機会があれば買ってみようかなーと思います.