ノンアメリカニゼーション。

ごく普通の日本人がアメリカの田舎で生きていく記録。


ノンアメリカニゼーション。

ごく普通の日本人がアメリカで生きていく記録。


テキサスの田舎町にもラーメン屋が出来たというので行ってみた

最近はアメリカだけでなく,色んな国でラーメンが人気グルメになっている.俺が住んでいるテキサスの田舎町にもついにラーメン屋が出来たらしい.ココに住んでいる日本人だけでなく,研究室の友達等の間でも話題になっていた.


せっかくなので,早速食レポついでにラーメンを食べてみることにした.







お店の名前は「Yaku(焼く)」.ラーメンって言ったらどちらかというと「Yuderu(茹でる)」じゃないのかな.どちらにしても英語で書くとかなりシュールな感じ.


もしかしたら,「あんまり美味しいから依存して毎日食べたくなっちゃうYO!」的な,薬っぽいイメージが込められているのかもしれない.これは期待大.







オープンしたばっかりだったからかメニューはまだ4つしかないらしい.豚骨ラーメン,唐揚げ,焼きそば,チャーハンの4種類.ラーメン屋というより,日本にある中華のレストランみたいな感じなのかな?


とりあえずラーメンが一番の看板メニューらしいので,今回はラーメンを頂くことにしよう.ちなみに唐揚げも注文しようとしたんだけど,まだ準備ができていないらしい.じゃあメニューに書くなよ...




それなりに混んでいたのだが,オーダーを終えてから5分くらいでラーメンがテーブルにやってきた.







おお!なんか意外とまともで美味しそう


正直ホントに期待していなかった.アメリカで食べる日本食はどれもアメリカナイズされてて,味だけでなく見た目も違うものが多かった.しかし今回は予想に反して,割とまともなラーメンが出てきた.器はプラスチックだけど,チャーシューも煮玉子も乗ってて普通に美味しそう.




さっそく一口食べてみよう!







うわぁ麺が全部ついてきた.


どうやら茹でる段階で麺を全くほぐしていないらしい.麺を一口だけ取ろうとしても,麺が絡まって全部一緒についてきてしまう.麺をほぐすのはセルフサービス


ラーメンの命といえばスープ.スープも一口飲んでみたが,ものすっごい薄い.豚骨ベースっぽい味はするのだが,塩気がほとんどなく,かなり優しい味わいになっていた.







テーブルの横には,塩コショウを始め,いくつか調味料が置かれていた.どうやら味付けもセルフサービスらしい.周りのお客さんは中国の赤い調味料(かなり辛いやつ)をドバドバいれて,真っ赤になったラーメンをむせながら食べていた.過酷.




いかがでしたでしょうか?まさかの「味付け」+「麺のほぐし」がセルフサービスというラーメン屋.今回もアメリカの日本食レストランは期待通りのクオリティーを見せてくれましたね.もう少しすると,チキンラーメンとビーフラーメンも販売開始とのことなので,ぜひぜひ再訪して食レポしたいと思います!!